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2007年 04月 02日
”和”のことを書いたら思いのほかコメントがあり、うれしく思っています。
それで、調子に乗って本日もまた。 以前友人と京都に行った際に購入してきた”唐長”の唐紙があったので、これに合わせて桜の花を一枝写真にしてみました。 ”唐紙”というのは、雲母(きら)や絵の具を塗った板木に和紙を置いて模様を写し取る、昔ながらの手作業で作られる紙のこと。 季節の花、雲や波など粋な柄が沢山あり、同じ絵柄でも色味で随分と雰囲気が変わります。また、光の具合によって模様が浮き出したり沈んだり、光って見えたりと様々な表情が楽しめます。 もともとは襖に使われていたこの紙、最近ではモダンな空間の壁紙に使ったり、和洋折衷の空間にインテリアとして使ったりと意外なところで見かけることもあります。 ”唐長”が持つ版木は、古いのは江戸初期、新しいのは明治、大正期のものまで、600枚が保存され、今も現役で使用されているとのこと。 今回写真に使っているものは、ポストカードで何枚か組み合わせて額装して飾ろうと思い、苦労して選び購入したものです。苦労とは、あまりの豊富な種類から選ぶのに苦心したということ、あーでもないこーでもないと友人としゃべりながら十数枚ほどの紙を選ぶのに数時間。楽しいひと時ではありましたが……。 さて、桜草唐草模様、桐の模様、竹……と春、緑の鮮やかさを感じる絵柄を敷いてみました。 きれいな草色を使うと、桜の花がより一層明るくなり、若々しく、清清しいさわやかな春の雰囲気になります。 同じ草色に、紫色を組み合わせると、桜の花がほのかに桜色に見え、落ち着いた雰囲気になります。 ”和”の美しさ、物静かさを感じ、心落ち着かせ、余裕あるのんびりとしたひと時を過ごしてみるのも良いですね。 クリックで票が入るそうです。よろしかったら、上のバナーをクリックしてみてください。
by yurimtmt310yyy
| 2007-04-02 23:56
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