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2007年 05月 05日
皆さん、ゴールデンウィークを楽しんでいらっしゃいますか?
この休み中にいくつかの美術展、写真展を見ることにしておりましたが、先日、国立新美術館で開催の「異邦人(エトランジェ)たちのパリ1900-2005」を見てきました。 既にお出かけの方も多くいらっしゃることでしょうが、私は今回もまた会期終盤になってしまいました。 今も昔も芸術の都パリに憧れ集う世界中の芸術家たち。 スペインからはピカソ、旧ロシアからはシャガール、イタリアからはモディリアーニ、ルーマニアからはブランクーシ……そして日本からは藤田嗣治が。 パリのポンピドーセンターに所蔵の20世紀に活躍した数々の芸術家たちの作品約200点からなる作品は、 Section1 「モンマルトルからモンパルナスへ」(ピカソ、シャガール、藤田嗣治、マンレイなど) Section2 「外から来た抽象」(抽象絵画、キネティシズム。カンディンスキー、ソニア・ドローネー、アガムなど) Section3 「パリにおける具象革命」(エロ、ウィリアム・クライン、田原桂一など) Section4 「マルチカルチャーの都・パリ」(現代アート。ビデオアートやオノデラユキ) に分かれて展示。 今回の展示では、ピカソやシャガールなど今までに何度も見たことのある作品は勿論良かったのですが、一番満足できたのはSection2のコーナー。 過去にも見たことのある幾何学的抽象画、以前は色の美しさやフォルムの面白さだけに良さを感じさらっと流してみてしまっていましたが、今回はその精密さ、不思議な色の変化などいつに無くじっくりと見ることが出来ました。 特に感動したのは、アガム(イスラエル) の「ダブル・メタモルフォーゼⅢ」。 ペインティッド・レリーフというのか、凹凸の上に塗られた色は左右、前方と180度角度を変えて見ることで、虹色に見えたり、黒をベースとしたモダンな配色になったり……とその見え方の変化がとても面白く、巧みな計算のもと表現されています。 平面であるにもかかわらず、自ら動いて見ることで、色彩が変化し、流動しているかのように感じ、その色に奥行きが感じられ、吸い込まれるてしまうような感覚まで起こってしまいます。 アガムは、「 キネティック・アート(kinetic art=動く美術作品または動くように見える美術作品のこと)」の父とも言われていル芸術家。詳しくはこちらを参考に。 通常動く作品は彫刻など立体的作品だが、「動くように見える作品」は、平面作品。 人間の錯視作用が綿密に計算された作品で、本来は静止画であるはずのものが動いて見えたり、起伏のあるように見えたりします。 こうした錯視効果のある作品は、1960年代中頃に注目を集めた「オプ・アート(op art)」、「オプティカル・アート(optical art)」を略した言い方で、 「オプティカル=視覚的、あるいは光学的」つまり「錯視効果のある」アートのこと。 ネットで調べていると、ピカソやミロなどと同様にムートン・ロートシルト 1984年のエチケットにその作品が使われていることを発見。 もう一人、ヴィクトール・ヴァザルリ(ハンガリー)の「夢」、「Vボグラー」。そのほか作品はこちらまたはこちらを参考に。 四角だったり丸だったりの紙をペイントして張り合わせたコラージュ作品。 その色、形は綿密な計算によってパターン化され、平面状に配置されているのですが、まるでCGのように図形が律動的に伸縮し、凹凸感の動きのある映像のようにも見えます。 初めての国立新美術館、ゴールデンウィーク中なので込んでいるかと思いきや、その広さ、空間のゆったりさで思いのほか混雑を感じることなく見ることが出来ました。 フランス好きの親しき友人とのお出かけの帰りは、 パリのポンピドーセンターでしたら、展示を見た後にはモダンなデザイン、エッフェル塔やモンマルトルなどパリの街を見渡せる眺望素晴らしきレストラン”GEORGES”に行ってという流れになるところ、さてこの美術館の場合は……。併設されいる”Brasserie Paul Bocuse”を覗きましたが今ひとつメニューに魅力を感じず、お馴染みのビストロへ。エスカルゴを食べ、タルタルステーキを食べ、子羊のロティを食べ……パリもいいけど多くの芸術家たちが訪れた南仏に行きたいねぇ、などとすっかりフランスに酔いしれてしまいました。 次回は、大好きなMONET展に。空いているときに、独り占めできるぐらいゆっくりと眺めていたいなあ。 今日の花は”すずらん” フランスでは、5月1日は”すずらんの日”でした。 愛する人に”すずらん”を贈るのですって。そういえば、その頃に行ったパリの花屋さんの店先には沢山の”すずらん”の花束や鉢物が並んでいました。 小さな花は愛らしく、ほのかな香りも優しく、大好きな花の一つです。 人気blogランキングへ クリックで票が入るそうです。よろしかったら、上のバナーをクリックしてみてください。
by yurimtmt310yyy
| 2007-05-05 11:09
| EXHBITION/ART
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