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2007年 05月 20日
グレゴリー・コルベールの「ashes and snow」展にはいらっしゃいましたか?
![]() テレビや雑誌等で宣伝されているのでご存知の方も多いでしょう。 お台場に建てられた仮設美術館「ノマディック美術館」にて展示されています。 貨物用コンテナを使い、内装には紙を使って、ほとんどの建材はリサイクル資材とのことですが、暗い空間にまっすぐ伸びる回廊、まるで神殿の中にいるような感じさえしました。 その中に飾られた写真は、どれも動物と人の写真。 2×3メートルの大型写真は手漉きの和紙にプリントされたセピア色 。 暗い空間に浮き出るように展示された写真は何とも神秘的な印象でした。 タイトルの「Ashes and Snow」は、積もっては消えゆく「灰と雪」は、「美と再生」を象徴しています。 ![]() ![]() ※写真は、入り口にありましたポスターを撮影したものです。 少年が象に物語を聞かせている写真、象の頭に自らの頭を添える少年、象に身を任せるようによりそう女性、鷲の動きとともに舞う女性、凛々しき豹に身を寄せる少年、オランウータンに見守られながら舟に横たわる女性……。 どの写真も人間と動物との距離感があまりにも近く、本当にこんな光景があり得るのか、CG写真なの?と思ってしまうくらい。いずれも全くの合成技術なしで撮影された作品ばかり。 一体どうやって? グレゴリー・コルベール曰く、「根気よく探し、忍耐強く待てばそのような世界に遭遇できる。そうやって撮影した作品に、その時の驚き、感動を納めたもの。」と。 そしてこれら作品には、全く解説がありません。観る人が自由にイメージを膨らませるようにとのことだそうです。 「大自然の中にいると、人間も動物も同じ自然の一部であることを実感できる。 遠い昔の人間が自然と共存し、調和してきた時代を思い起こさせる必要を感じる。 そうすることで、精神的な豊かさを重視する文化が生まれる。というメッセージを伝えたい。」とも彼は語っています。 人間と動物とがあまりにも自然に寄り添い、心が通じ合っている姿の瞬間を美しく捉えた写真と映像には瞬時に惹き込まれ、心を奪われてしまいました。 目の輝き、あるいは目の奥に隠れている悲しみ、安堵、動物や自然と一体となった喜び、心地よさ、…… 動物の姿の美しさ、人のしなやかな動き、…… 忙しく過ぎ去っていく毎日を一瞬忘れ、ゆったりとした時の流れに安らぎを感じる素晴らしい展覧会でした。 機会があればもう一度行きたいくらい。まだご覧になっていない方には、お勧めです。 「ashes and snow」グレゴリー・コルベール作品展 会場:ノマディック美術館(東京テレポート駅) 期間:6月24日まで。金、土曜日は夜10時まで開催のようです。 クリックで票が入るそうです。よろしかったら、上のバナーをクリックしてみてください。
by yurimtmt310yyy
| 2007-05-20 22:22
| EXHBITION/ART
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